2019年09月22日

ひきこもりを蔑む人

彼女のことを初めて知ったのはつい最近だ。
出自に関しては全く知らないし、知る気もない。
名前は外国人だが、日本語の文体からすると感性は日本人ではなくとも、外国人が書いたとは思えない。
日本で生まれ育ったか、長期滞在している(or いた)かのどちらかだろう。

最初にツイートがシェアされてきた時に読んでみたら、ある作家のブログを貶していた。
自身のブログでも同様に、ヒステリックなまでに攻撃していた。
どうしたら良いのかさえ書いていなかったので、百歩譲っても超過保護に映るし、賛同できない。
法に触れることをしているワケではないのだし、人の家の教育方針なんて放っておけよと言いたい。

その彼女が、お堅いビジネス雑誌を発行している出版社のサイトに寄稿をしている。
これまたシェアされてきたので、ざっくり読んだら読後感は悪い。
某国と日本のひきこもりを論じているいるのだが、日本の状況を全く知らないのがよく分かる。
よくこんなの掲載するな...

まず、今の日本は世界一経済成長しない国だ。
人手不足と喧伝されていても、多くの業界では安く使える若年層が欲しいだけ。
技能実習生がどんな目に遭っているのか何度も報じられていることからも、それが真実だと分かるだろう。

就活で心を折られる学生が命を絶つことがあるように、
世間から拒絶されまくりの状態はかなりキツイ。
殴られるなどの肉体的な痛みとは比較にならない。

新卒で正社員の座をゲットできないと、
就職氷河期の人のように身分が半ば固定されることも有り得る。
今やリストラという名目で会社から追い出されてしまった妙齢の人も多く、
職がなかなか決まらずブランクを作ってしまえば、それだけでお祈りされるのが普通だ。



ネット民が何かにつけ、"自己責任"と切り捨てているように、
日本は一度レールを踏み外した人にとってはメチャ厳しい社会なのだ。
池袋の事件で、上級国民という言葉を知ったが、既に新しい社会的な階層は出来つつある。
下の階層に堕ちてしまうと、這い上がるには4世代もかかると言う人もいる。
これは個人の能力以前に生育環境の差の影響が大きいということを意味する。

何も知らなければ、ひきこもってしまう人に対し冷めた目でしか見られないのは分からなくはない。
優雅、時にはダラダラと過ごしているように見えても、自暴自棄になっている人は多いと思う。
近所の人の目が気になって、外出する時も神経を使う生活なんて、誰がしたい?
老若男女問わず、誰もが堕ちてしまう可能性があるという認識ぐらいは持ったらどうかと。


ちょっとパヨっている人たちが日本をディスって溜飲を下げているのは、傍目には意味が無いことが多い。
例えば、今回の千葉の災害の対応でも政府は何もやってねぇー!と威勢よくツイートしている人は、
官庁のウェブサイトすら見ていないのが明らか。
何かに対して不満ばかりぶちかましていても建設的ではないってことだ。

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posted by Joey at 21:26| Comment(0) | どん底 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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