焼き肉を食べに行くカップルは深い関係であるという話を、何処かで見かけたことがある。
精力をつけるコト以外に、食べる姿を晒すからではないかと考えている。
食べることはとてもプリミティブな行為で、口を開けて食べ物を頬張る際は警戒感が薄れてしまう。何かの拍子に歯の詰め物が見えてしまったり、食事の作法に精通していないのがバレてしまうかもしれない。ある意味とても不用心な状態になっている時のだから、素の状態が出やすい。だから、洋の東西を問わず、テーブルマナーに五月蠅い人がいるのは理解出来る。
今は流石に外食はご無沙汰だが、時々驚く人を見かける。
一番強烈だったのは、牛丼屋でどんぶりを置いたまま食べていた♂(当時で20代前半?)
所謂、犬食いである。
彼女連れだったと記憶しているが、僕ならば恋は冷める。
最近はYOUTUBEでも食べる姿を撮影している人は増えているが、良いなぁと思うのは「美味い、美味い」と言いながら食べている人。こちらまで食欲が刺激され、見終わったら夜中でもコンビニに足が向いてしまう。
某先生のように、ただ黙々と食べ物を腹に詰め込むだけでは何もこちらには伝わらない。彦摩呂のマネすることはないが、彼の『食べ物を美味しく表現するのが僕の使命です〜』は至極名言だと思う。
せめて目の前の食事を美味いと感じられるだけでも、人生の幸福度が10%は上がるに違いない(当社比)。
2021年01月15日
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